老猫の介護
我が家には8匹のメインクーンのほかに1匹今年15歳になるキジトラの♀が1匹います。
私が独身の頃に友人の知り合いから貰ってきた子です。
来たときはまだ1ヶ月くらいで、離乳もまだできていないちっぽけな子猫でした。
兄弟猫の中でも1番小さく大きく飛び出した目、細っこい貧相な体で、とても猫に見えない(車に乗せていた時GSでお兄ちゃんにそれなんですか?と聞かれたこともある^^;)、お世辞にも可愛いとはいえない子でしたが、少し前に猫を亡くした私にはとても可愛いパートナーとなりました。
この子とは今の連れ合いよりも長く一緒に暮らしています。
子猫のときからいつも私の布団にもぐりこんで一緒に寝ます。
気が強くてわがままで気まぐれ。
そして野生の本能を強く残した稀有のハンターでもありました。
最盛期には春には子すずめにちょうちょ、果ては鶯らしきものまで^^;
夏にはトンボにバッタにトカゲにセミ(咥えた口元でビビビビ鳴いてるやつw)、時々ゴキちゃん、秋にはねずみと多彩な獲物をお土産に持ち帰ったものです。
マムシにまで手を出して噛まれて病院に駆け込んだことも、ねずみを仮死状態で家に持ち込んでそいつが巣くった事もありました。
生涯通して小柄なまま、メインの子猫よりもまだ小さくて、でも大きく育ったメインたちを威嚇して女王として君臨していました。
そんな子が今年に入って急激に衰え、年齢のせいで腎臓に支障が出て、食も細り足腰も弱り・・・
それでもがんばって流し台に飛び乗ろうとしてみたりしてました。
でも、今月に入って歩くのもままならない状態で、日がな1日私のベッドでうつらうつらする日々を過ごしていました。
腎臓疾患のため排尿が上手くできず、布団や敷物、脱ぎ散らかしてある子供の服の上なんかに粗相をしてしまいます。
食事も自力でできなくなってきたので、流動食をシリンジで強制食餌しています。
嫌がるのを無理に流し込んでもほとんど吐いてしまいます。
食べさせることすら彼女にとってはひどい仕打ちなのかもしれません。
病院へも連れて行きましたが、あまりに嫌がって帰ってきてからぐったりしてしまうので、今では無理に病院で点滴や注射の治療を受けるのはかえってこの子にとっては辛いことかもしれないと、行くのをやめました。
いま彼女の命の灯は限りなく小さくなろうとしています。
私にできることはできるだけ可能な限り彼女が楽でいられるように、そして安らかに眠りにつけるようにそばにいて見守ることだけです。
ただ、仕事があるので昼間はそばにいてやれない。
それが1番の悩みであり辛いところでもあります。
どうか、一人だけで逝ってしまわないで欲しい。
それだけを祈りながら、すごす日々です。
